五話

恋愛には様々なカタチがあります。幸せな恋愛があったり報われない恋愛があったり、悲惨な恋愛があったりします。また、両想いの恋愛であったり片想いの恋愛があります。共通して言えることは、恋愛成就を願っているという点です。恋愛成就のためにお参りに行ったり、恋愛護符をみにつけたりして、想う人と結ばれ幸せになれることを願います。 恋愛は、その当事者の価値観でどのような行く末を辿るか決まります。その中で悲惨な末路を辿りやすいのが、目的をもって恋愛する人との付き合いです。そのような人は、自分の目的が達成できれば無慈悲に相手の人を見限ります。その目的にもいろいろありますが、一番多いのが金銭の獲得でしょう。確かに生きていくためにお金は大切ですが、それを恋愛と結びつけるというのは夢がありません。しかし、金銭の獲得を目的として恋愛する人は世の中には多く、そのような人たちは相手から底がつくまで財産を奪い、これ以上出てこないということが判明した時点で即座に別れ話を切り出します。相手の人からすれば恋人と財産を同時に失うのです。投資した株が暴落したような感覚です。これまで相手を幸せにするために頑張ってきたことが、仇となって返ってくるのです。これ以上悲惨なことはないでしょう。